厚生年金保険における標準報酬月額の上限の改定 根拠となる政令が公布され正式決定
和2年8月14日の官報に、「厚生年金保険法の標準報酬月額の等級区分の改定等に関する政令(令和2年政令第246号)」が公布されました。
これにより、以前からお伝えしていた「令和2年9月からの厚生年金保険の標準報酬月額の上限の変更」が正式に決定しました。
<改正内容の確認>
1 厚生年金保険の標準報酬月額の最高等級の上に更に等級を加える改定を行う(第31級〔62万円〕の上に、第32級〔65万円〕を追加)。
2 標準賞与額の最高限度額を定める(これについては、これまでと同様、1…
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令和2年4月からの年金額をお知らせする「年金額改定通知書」などの発送を開始(日本年金機構)
日本年金機構から、「令和2年4月からの年金額をお知らせする「年金額改定通知書」、「年金振込通知書」の発送を行います」というお知らせがありました(令和2年6月3日公表)。
これを機に、令和2年4月分(原則として、6月15日支払分)からの年金額を確認しておきましょう。法律の規定により、令和元年度から0.2%の増額となっています。
なお、老齢厚生年金を受給しながら働いている社員の方に適用される在職老齢年金については、その支給停止調整額に変更はありませんので、あわせて確認しておきましょう。
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令和2年4月分からの年金額等について
令和2年4月分(6月15日支払分)からの年金額は、法律の規定により、令和元年度から0.2%の増額となります(在職老齢年金の支給停止調整額については、変更ありません)。
なお、令和2年5月分以降の年金額が全額支給停止となる方などについては、5月15日にお支払いとなります。
詳しくは下記でご確認ください。
<令和2年4月分からの年金額等について>…
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新型コロナウイルス対策 当分の間、現況届等の提出がなくても年金の差し止めは行わない(日本年金機構)
公的年金を受けている方については、誕生日の属する月の末日を提出期限として、現況届などの提出が求められており、その提出が遅れたり、提出されていないときは、年金の支払いが一時差し止められることになっています。
しかし、現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図ることが重要であり、外出による患者・感染者との接触機会を減らすなどの観点から、令和2年2月末日以降に提出期限がある次の〈対象となる届書〉(2月以降に誕生月がある方の届書)の提出がなかった場合でも、当面の間、年金及び年金生活者支援給付…
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令和2年度の公的な年金は0.2%のプラス改定
厚生労働省から、「令和2年度の年金額改定について」が公表されました(令和2年1月24日公表)。
年金額の改定は、法に定められたルールに基づいて行われます。
令和2年度においては、年金額改定に用いる物価変動率(0.5%)が名目手取り賃金変動率(0.3%)よりも高いため、新規裁定年金・既裁定年金ともに、名目手取り賃金変動率(0.3%)が改定の基準とされます。
さらに、令和2年度は、マクロ経済スライドによる当該年度のスライド調整率(▲0.1%)が乗じられることになり、これを加味…
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「ねんきんネット」の機能と画面を改善(日本年金機構)
日本年金機構から、「「ねんきんネット」の機能と画面を改善しました」というお知らせがありました(令和2年1月7日公表)。
「ねんきんネット」は、日本年金機構が提供するインターネットサービスで、いつでも、加入者が自身の年金記録を確認できるほか、各種通知書の再交付申請や将来の年金見込額の試算ができるものです。
この「ねんきんネット」について、その画面と機能の改善を行ったということです。
具体的には、これまでのPC版に加えて、スマートフォン版でも、 ①「ねんきん定期便」や「年金の支払いに関する通知…
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社会保険労務士法施行記念事業「定年後を見据えたこれからの働き方 老後2000万円問題」セミナーのお知らせ
社会保険労務士法施行記念事業「定年後を見据えたこれからの働き方 老後2000万円問題」セミナーのお知らせです。
鹿児島県社会保険労務士会が主催で、2019年12月7日(土)にアイムビル4階アイムホールにて13:00よりセミナーが開催されます。
こちら、参加無料で先着150名となります。ご参加ご希望の方は、下記のチラシをご印刷いただきTEL・FAX・メール・ホームページからお申込みください。
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11月30日は「年金の日」です!
厚生労働省では、“国民一人ひとり、「ねんきんネット」等を活用しながら、高齢期の生活設計に思いを巡らす日”
として、平成26年度から毎年11月30日(いいみらい)を「年金の日」としました。
こうした「年金の日」の趣旨について、ご賛同いただいた各団体等と協働した取組により、
・「ねんきんネット」等を利用して年金記録や年金受給見込額を確認していただき
・高齢期に備え、その生活設計に思いを巡らしていただくこと
を呼びかけています。
なお、今年の「年金の日」(11月30日)は、全ての年…
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年金手帳の廃止・厚生年金の標準報酬月額の上限改定などについて説明 改正を検討
厚生労働省から、令和元年(2019年)10月30日開催の「第13回 社会保障審議会年金部会」の資料が公表されています。
今回の議題は、「その他の制度改正事項及び業務運営改善事項」など。提示されている資料では、改正が検討されている細かな事項がまとめられています。
主要なものは、次のとおりです。
●国民年金手帳から基礎年金番号通知書(仮称)への切替え
●厚生年金保険法における日本年金機構の調査権限の整備
●標準報酬月額の上限改定について
その他、脱退一時金制度の見直し(…
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ID・パスワード(GビズID)による電子申請についてお知らせ
日本年金機構が、事業主の皆さまへ向けて発行している「日本年金機構からのお知らせ」の令和元年10月号において、「令和2年4月以降は、無料で取得可能なID・パスワード(GビズID)で、電子証明書がなくても、電子申請ができるようになります」と案内しています。
「GビズID」は現時点でも取得可能で、その取得方法も説明されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。<事業主の皆さまへ「日本年金機構からのお知らせ」(令和元年10月号)>
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