働き方改革法案 衆議院を通過
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案」が衆議院を通過し、今国会において法案成立がほぼ確実なものとなりました。
今回の改正では、雇用対策法、労働基準法、労働安全衛生法、労働時間等設定改善法、パートタイム労働法、労働契約法、労働者派遣法の改正が同時に行われる予定です。
とりわけ、注目は「労働基準法」の改正です。
36条も改正になります。現行制度では、特別条項なしで延長時間月60時間と協定しても、指導は受けますが協定そのものは無効になりませんでしたが、改正後は「無効」になります。今後、36協定の締結にも一層の注意が必要になります。
非常にインパクトの強い改正になると思われますので、今後の動向を注視していく必要があります。