パワーハラスメント防止対策についての検討会
厚生労働省では、11月30日に「職場におけるパワーハラスメント防止対策についての検討会」を開催し、職場のパワーハラスメントの防止対策の方針として、事業主に一定の予防措置、事後措置を義務づける方向で一致した模様です。
具体的には、パワーハラスメント防止法のような新法制定か、労働契約法などの既存の法律に規定を追加するなどの対応が想定されます。
検討会は、平成29年度末までに報告書を取りまとめとめるようです。
事業主によるパワーハラスメントの防止対策が促進されるほか、違反があった場合に行政が指導できるなどの効果が期待されています。
また、セクシャルハラスメントやマタニティーハラスメントなど、すでに事業主に課されている措置義務とあわせて複合的な取り組みも可能になると想定されています。
しかし、現状ではパワーハラスメントと業務上の指導との境界線があいまいで、定義の明確化はまだされていませんが、厚生労働省はパワーハラスメントの関連して、「明るい職場応援団」というポータルサイトを立ち上げていますので、参考にできます。
パワハラだと言われないためにも、一度、サイトをご確認されてみてはいかがでしょうか?