【統計】平成28年賃金構造基本統計調査
HR Trustよりお知らせです。
今月22日、厚生労働省より「平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況」が公表されました。「賃金構造基本統計調査」とは賃金は、年齢や勤続年数、職種によって水準が異なるのが普通です。そこで、○歳、勤続○年の技能労働者の賃金水準はいくらか、といったことがわかる統計が不可欠です。これがわかるのが「賃金構造基本統計調査」です。「賃金センサス」とも言われる大規模な統計調査で、年に1回、6月分について調査され、翌年の2月末に結果が発表されます。今回の調査結果は、調査客体として抽出された10人以上の常用労働者を雇用する民間の65,881事業所のうち、有効回答を得た49,783事業所について集計したものとなっています。なお、「毎月勤労統計調査」の賃金統計からは、賃金の労働者一人平均の水準とその増減状況がわかり、全体の水準とその変化を把握できます。統計上は、男女間賃金格差は過去最小、雇用形態間賃金格差も過去最小となっています。この統計は、賃金制度の見直し等の際にも参考にされるものです。一度、世間一般の賃金水準を確認してみてはいかかでしょうか。
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