パタハラとは?~男性育休取得によって起こる不利益な扱いや、嫌がらせを受ける行為、言動を指します。
最近では、企業の中で男性育休を取得される方が増えてきました。そこで、男性育休の取得によって起こりがちな「パタニティハラスメント」についてご紹介します。
パタハラとはパタニティハラスメントの略で、パタニティ(paternity)とは父性、ハラスメント(harassment)は嫌がらせという意味です。つまり、男性が育児時短や育休を請求したり取得したりすることで不利益な扱いや、嫌がらせを受ける行為、言動をさします。
パタハラの典型的な例として、 育児のための休暇や時短を申し出る男性に対して、育休の取得を申請しても認めない、復職後にわざと仕事を与えないなどの嫌がらせです。また、育休の申請をきっかけに、減給や降格の不利益な処分を行ったり、同僚や上司が嫌がらせをしたり、嫌味を言ったりといった行為があげられます。
企業側はハラスメントに関する理解を深め、パタハラの発生を防ぐのはもちろん、誰もが制度を使えるよう積極的な啓蒙活動を行うなど確実な対応が求められます。