協会けんぽから、「平成30年7月よりマイナンバー制度による他機関との情報連携の対象となる申請が拡大します」という発表がありました。 平成29年11月から、高額療養費などの一部の保険給付に関する申請について、申請書等にマイナンバーを記入すれば、他機関との情報連携により、(非)課税証明書の添付の省略が可能とされていましたが、平成30年7月より、その対象となる申請を拡大するとのこです。 詳しくはコチラ→協会けんぽ…
2018/07
平成30年7月26日に中央最低賃金審議会で、平成30年度の地域別最低賃金額改定の目安について、答申が取りまとめられ、厚生労働省から公表されました。 目安で示された引上げ額は、最高27円(Aランク)~最低23円(Dランク)、全国加重平均では「26円」となっています。 目安額どおりに最低賃金が決定されれば、平成14年度以降で最高の引上げとなります。 全都道府県で20円を超える目安額となっており、引上げ率に換算すると3.1%(昨年度3.0%)となっています。 今後、「中央最低賃金審議会…
平成30年7月19日付官報で、「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(平成30年政令第213号)」が公布されました。 現行の介護保険制度においては、サービスを利用した場合の利用者負担は、原則1割、一定以上所得者については2割となっていますが、平成30年8月1日からは、2割負担となる所得を有する者のうち、現役並みの所得を有するものは、利用者負担が3割とされることになっています。 改正政令では、その3割負担の基準と…
厚生労働省は、8月1日(水)から雇用保険の「基本手当日額」の変更を発表しました。 雇用保険の基本手当は、労働者が離職した場合に、失業中の生活を心配することなく再就職活動できるよう支給されるもので、「基本手当日額」は、離職前の賃金を基に算出した1日当たりの支給額のことで、給付日数は離職理由や年齢などに応じて決められています。 今回の変更は、平成29年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎月決まって支給する給与の平均額)が平成28年度と比べて約0.57%上昇したことに伴うものです。…
厚生労働省から、「第1回 副業・兼業の場合の労働時間管理の在り方に関する検討会」の資料が公表されました。 副業・兼業については、平成30年1月に、副業・兼業の促進に関するガイド ライン、改訂版モデル就業規則の周知が行われ、動向が注目されていたところです。 現行法の規定では、複数の企業で働く人の労働時間を通算することになっていますが、これを別々に管理するか否かが争点になりそうです。 別々に管理することになれば、長時間労働の助長などの可能性があり、慎重な対応を期待するところです。  …
働き方改革法案が成立しました。地方労働局発行のものですが、法案の内容がよくまとめられたリーフレットが公表されましたので、ご一読下さい。
6月に閣議決定した政府の方針に明記された新就労資格について、対象の5分野(建設・農業・介護・宿泊・造船)以外で、金属プレス加工や鋳造の製造業も対象に広げる方針が示されました。 製造業では、技能実習を優良で終了した外国人に限り、新就労資格で最長5年の就労を認めるとする予定です。 今回の受入れ拡大の背景には、自動車産業などを念頭においている模様。単純労働への門戸はますます広くなってくるようです。 今後の動向をよく確認する必要があります。
「健康経営」®をご存知でしょうか? 健康経営とは、従業員様の健康を経営的視点から考え、健康管理を 戦略的に実践することを意味しています。 その取組の一環として協会けんぽでは、「健康経営力向上計画」を推進し、「健康企業宣言」を受け付けています。 健康企業宣言は、企業が健康づくりの取り組みを宣言(公約)し、社内の健康課題を見つけ、できることから少しずつ改善していく取り組みです。 健康づくりに取り組むことによって、生産性の向上や、イメージアップを図ることができ、企業の採用力もアップします…
労災保険の業種区分の検討会が初会合、一部業種の分離独立を検討
7月3日、労災保険の業種区分に係る検討会の初会合が開かれ、労災保険率を適用する54種類の業種区分見直しの検討に着手し、今年度末までに結論を得るとしました。 検討会で主な論点とされるのは、「その他の各種事業」に区分されている各事業(事業の種類の細目)のうち、適用労働者数が100万人を超える「教育業」「医療業」「社会福祉又は介護事業」「情報サービス業」と、規模はそこまで大きくないが災害発生頻度が比較的高い「幼稚園」「保育所」「認定こども園」の分離独立です。 医療業、社会福祉又は介護事業も…
経済産業省は、平成30年7月12日、「製造業における外国人材受入れに向けた説明会」を開催しました。 この説明会は、「骨太の方針2018」で「新たな外国人材の受入れ」が明記されたことを踏まえ、外国人材受入れニーズのある製造業の各業種における具体的検討に資するべく、製造業の関係者に対して、新たな在留資格の創設に関する情報など、現時点で得ている最大限の情報提供を行うために行われました。 具体的には、製造業においても、IT投資等を通じた生産性向上や国内人材の確保の取組を行ってもなお、外国人材の受…