年金振込通知書の印刷誤り事案に係る検証状況を報告(日本年金機構)
日本年金機構から、令和3年12月3日、『「年金振込通知書」(令和3年10月定期支払)の印刷誤り事案に係る検証状況報告』が公表されました。
この事案は、年金振込通知書の印刷を受託した会社の担当者が印刷機の設定を誤り、宛名にあたる表面と、振込額や基礎年金番号が記載された裏面で別人のデータが印刷され、それを発送してしまったものです。
その会社では、本番を印刷する前に試作品を印刷し、日本年金機構のチェックを受けることになっていましたが、契約に反して本番の印刷とは異なる設定で試作していたということです。
印刷後も確認する契約だったようですが、それも怠っていたということです。
なお、年金振込通知書の再作成・発送やお詫び状の送付等の費用は、その会社が負担するということです。
日本年金機構では、今後、本番を印刷した段階での現物確認を厳格化するといった再発防止策をとる方針を示しています。
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