いきなり大病院は損 「かかりつけ医→大病院」の流れがおトクです(協会けんぽの「知っトク! 医療保険情報」)
全国健康保険協会(協会けんぽ)では、「知っトク! 医療保険情報」として、毎月、医療保険に関する知って得する情報を提供しています。
令和2年9月のテーマは、「いきなり大病院は特別料金がかかる」です。
診療所等(いわゆるかかりつけ医)からの「紹介状」がないまま、大病院を受診した場合、診察料のほかに5,000円以上の「特別料金」を上乗せするしくみが導入されています(緊急時を除く)。
また、200床以上の病院を紹介状なしで受診した場合は、各病院が金額を独自に設定した「特別料金」がかかる場合があります。
特別料金については、健康保険が適用されないため、全額自己負担になります。
そのため、緊急時を除いて、紹介状なしで大病院を受診するのは“医療費のソン”としています。
これに対し、かかりつけ医の紹介状を持って、大病院を受診する場合は、特別料金はかかりません。
また、かかりつけ医の紹介状には、既往歴や病状、検査結果などが記載されているため、大病院や専門医での重複した検査を防げる等スムーズに受診ができます。
かかりつけ医に紹介状を作成してもらうときには、「診療情報提供料」として2,500円がかかりますが、健康保険が適用されるので3割負担であれば、自己負担額は750円になります。
このように、「かかりつけ医→大病院」の流れでかかる方が、いきなり大病院にかかるよりも“おトク”といえるとしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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