賃金不払残業に関する監督指導 平成30年度の是正企業数は1,768企業
【平成30年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果のポイント】
●是正企業数⇒1,768企業(前年度比 102企業の減)
うち、1,000万円以上の割増賃金を支払ったのは、228企業(前年度比 34企業の減)
●対象労働者数⇒11万8,837人(同 89,398人の減)
●支払われた割増賃金合計額⇒125億6,381万円(同 320億7,814万円の減)
●支払われた割増賃金の平均額は、1企業当たり711万円、労働者1人当たり11万円
平成30年度は、いずれの項目も、前年度に比べ減少傾向となっていますが、1企業あたり711万円は安い金額ではありません。つまり、賃金の不払いは非常に高いリスクを伴うため、労務環境の整備、特に時間管理はますます重要になってきているということです。労働基準法における賃金の消滅時効の期間(2年)延長も検討されているところですので、 十分に注意が必要です。
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