平成29年度平均の有効求人倍率は1.54倍でバブル期を上回る
厚生労働省が4月27日に公表した一般職業紹介状況によると、平成29年度平均の有効求人倍率は前年度の1.39倍から0.15ポイント上昇し、1.54倍となることがわかりました。
平成21年度(0.45倍)から8年連続の上昇で、1倍超えは4年連続。バブル期の平成2年(1990年)度の1.43倍を27年ぶりに上回りました。
有効求人数が前年度に比べて6.1%増加する一方で、有効求職者数は4.0%減少。月平均の人数で見ると、有効求人数が272.6万人であるのに対し、月平均の有効求職者数は177.0万人となり、求人数と求職者数には100万人近い開きが生じています。
なお、直近の平成30年3月の有効求人倍率は1.59倍で、前月から0.01ポイント上昇。有効求人数は前月に比べて0.6%減となったが、有効求職者数も1.0%減少しています。
人材不足と言われて久しく、事業主様も肌で感じられていることと思いますが、データで裏付けられたかたちです。
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