人生100年時代構想会議
平成29年11月30日、首相官邸において、「第3回人生100年時代構想会議」が開催されました。
今回の会議では、リカレント教育等について議論が行われました。リカレント教育とは、スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられ、国際的に知られるようになった生涯教育構想で、生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システムのことをいいます。議長の安倍首相は、「いつでも学び直し、やり直しができる社会を作る。人生100年時代を見据え、その鍵であるリカレント教育の拡充を検討するとともに、現役世代のキャリアアップ、そして中高年の再就職支援など、誰もが幾つになっても、新たな活躍の機会に挑戦できるような環境整備を図っていく。」と述べています。
この会議から読み取れることは、高齢者の積極的活用に人材不足の活路を見出しているということで、65歳で定年し、悠々自適の生活を送るというのはこれからの時代、難しい事なのかもしれません。
政府の方向性を知る事のできる一つの資料で、今後の雇用を考える上で、事業主の方は一度会議資料をご一読されてはいかがでしょうか?